不眠症で悩んでいた30代女性の症状と対策

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不眠症で悩んでいた30代女性の症状と対策

不眠症

2017/10/23 不眠症で悩んでいた30代女性の症状と対策

当院に通っている30代女性の不眠症の実体験のお話です。

 

私は社会人になってからというもの

不眠症に悩まされるようになりました。

 

仕事自体責任が重く

ずっと神経を張り巡らせるものでした。

 

通勤も片道2時間かかる生活だったので

心身ともに疲弊しきっていました。

布団に入ればすぐに寝られはずなのに寝れなかったです。

 

 

【不眠症になるきっかけ】

不眠症は

職場で人間関係などのトラブルが発端になってから

本格的に酷くなりました。

 

元々思いつめる性格だったこともあり

家で「さて寝るぞ」

と思っても明日の嫌な仕事のことや

嫌いな上司・先輩の顔がチラついて

落ち着いて眠れないのです。

 

 

【不眠症の症状】

ベッドに入って3時間くらい経っても眠れないこともざらでしたし

一度、夜中に目が覚めると二度寝は不可能でした。

 

市販の睡眠薬を使ったこともありましたが

睡眠時間が1時間伸びるくらいで劇的な効果はありませんでした。

 

ちなみに、この時の平均睡眠時間は34時間程です。

学生時代は7時間程度眠っていたので

いかに睡眠の質が悪くなったかハッキリとわかると思います。

 

9ヶ月ほど経って結婚することになり運良く仕事を辞めたのですが

それでも不眠症は治りませんでした。

 

不眠症の時の生活スタイルがみっちり身体に叩き込まれてしまったせいで

不眠が癖になっているのだと思われました。

 

取りあえずは新生活で私を追い詰めるものはなくなったので

自己流で不眠解消の対策を取ってみることにしました。

 

 

【不眠症の対策】

  • ①アロマオイル

まずやった対策はアロマオイルです。

当時、雑誌か何かで話題になっていた

ローズマリーとスイートオレンジの精油を家族からプレゼントしてもらいました。

 

これを就寝する2時間ほど前からアロマポットで温め

いい香りの部屋で寝るというものです。

 

この2つの精油にはリラックス効果があり

緊張しがちな神経をほぐしてくれる働きがあります。

 

ブレンドした精油は

私の好みに合っていたこともあり

オイルを使った日はすんなりと入眠できるようになりました。

 

ただ連続で使うと癖になりそうだったので

たまに使わない日も挟んでいました。

 

 

②オーダーメイドマットレス

次に試したのが

オーダーメイドマットレスで寝ることです。

 

布団売り場で試しに寝てみたら

すぐに眠気に襲われるくらい快適だったので買ってしまいました。

 

寝た状態の身体には凹凸があるので

硬度の違うマットレスを身体が当たる部位毎に組み合わせて

凹凸の隙間を埋めるようにしたものです。

 

意識していなくても

ベッドが合っていないと身体は違和感や不快感を覚えて

それが知らないうちにストレスになっていることもあるのだそうです。

 

オーダーメイドマットレスなら既製品とは違って

自分にベストな寝心地を実感できるので

ストレスなく気持ちよく眠れるというわけです。

 

 

③お風呂に入る

さて、不眠症対策で一番効果があったのは

風呂に入る時間を調節することです。

 

帰宅してすぐ風呂に入っていたのを

ベッドに入る2時間くらい前の時間帯に変更しました。

 

体温を温めるために

面倒くさいと思いつつも

入浴剤入りの湯船に15分は浸かるようにしました。

 

入浴効果を高めるために

好きな香りの入浴剤も毎回使用していました。

 

人の身体は体温が下がると眠くなる仕組みになっているようで

この方法を使うとベッドに入って目を閉じていれば

すっと眠りに入れるようになりました。

 

 

④鍼灸治療

そして全ての対策の効果を高めてくれたのが鍼灸治療です。

不眠症のツボがあることも知れませんでした。

 

全身のツボを刺激して体の内側から整えてくれるので、

とてもリラックス効果がありました。

 

不眠症以外の肩こり、頭痛も一緒になくなったが嬉しかったです。

鍼はまったく痛くないので通うことができました。

 

鍼灸師の先生のアドバイスで

日中PCのハードワークで目を酷使しているため

寝る直前のスマホでのゲームなども控えるようにしています。

 

 【まとめ】

このように生活スタイルを変えるだけなので

薬の副作用や耐性を気にする必要もありません。

 

上記の方法を組み合わせると安眠効果も高まるため

寝るという行為に対してストレスを感じることも少なくなりました。

 

 

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