03-6380-4642
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-14-10松山ビル2階
診療時間:11:00~20:00
花粉症のメカニズムと鍼灸師がオススメする対処法
多くの人を悩ませている花粉症の季節がやってきます。
辛いですねよ。
今回はそんな花粉症の起こるメカニズムとセルフケアの話をしていきたいと思います。
花粉症などをはじめてするアレルギーはどのように発症するかご存知でしょうか?
アレルギー反応は、体内に入り込んだ原因物質(アレルゲン)を取り除こうとする
免疫反応によって生じます。
環境や生活集会により免疫のバランスが崩れることにより花粉症は起こるので
花粉症のアレルギー対策のポイントは、免疫のバランスを整えることが重要になります。
花粉症は、目や鼻の細胞の表面に付着しているIgE抗体と花粉とが結合し、
アレルギー症状と関係している「肥満細胞」と呼ばれる細胞から化学伝達物質が分泌され、それらの物質が神経や血管を刺激することで生じます。
主な症状としては目のかゆみや充血、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどがあります。
花粉症対策用のマスクを装着することにより花粉の侵入をある程度カットすることが出来ます。
ただしこのような装着の仕方では意味がありません。
・頬に隙間がある
・鼻が隠れていない
・あごが隠れていない
・あごにひっかけている
・鼻通(びつう)
小鼻の上のくぼみにあります。
指で上下にこすると鼻の通りがよくなり、スッキリします。
・合谷(ごうこく)
親指と人差し指の骨の付け根の合わさったV字になっている所にあります。
首から上の症状全般に効くので、鼻水・鼻づまりから、目のかゆみや充血、顔のむくみ、
頭痛など、花粉症のさまざまなツラい症状の改善に効果が期待できるオールマイティなツボです。
・魚腰(ぎょよう)
眉の中央にあります。
やや下から押し上げるように刺激すると良いです。
・太陽(たいよう)
眉尻と目尻の中間にあるこめかみのくぼんだ所にあり、閉じた口を開けた時、
ややへこむ箇所にあたるところにあります。
ここを刺激することで眼がスッキリします。
・清明(せいめい)
目頭と鼻の付け根の骨の間にあります。
目が疲れた時に無意識に押さえてしまう箇所です。
人差し指と親指の腹でつまんで、ぐっと押しこむように刺激します。
・承泣(しょうきゅう)
黒目の真下にある下まぶたの中央にあります。
下から押し上げるように刺激します。
鼻づまりを緩和するツボ
・大椎(だいつい)
首を前に倒した時、首と背中の付け根に飛び出る骨の下にあります。
首の後ろにあり、少し押しにくい箇所なので、寝た体制でツボ押しするのが
おすすめです。鼻水など鼻の不快な症状の緩和が期待できます。
・目・鼻の不快な症状を抑えるツボ
曲池(きょくち)
ひじを曲げた時にできるシワの外端にあります。
目の不快な症状を緩和したり、さまざまなツボを押した時にバランスを取るのに有効なツボです。
・手三里(てさんり)
「手三里」は、ひじを曲げた時にできるシワの端(曲池)から指3本分だけ
手首に近い位置にあります。
・足三里(あしさんり)
「足三里」は、むこうずねの縁の少し外側にあり、親指をすねに当てたとき小指が当たる所にあります。
この2つのツボは左右の手足をセットで行うと、花粉症の不快な症状により効果が期待できます。
アレルギーは免疫機能と深い関係があります。
その免疫機能の多くが腸に集中しています。「善玉菌」を増やし腸内環境を整えることが大切です。
乳酸菌やビフィズス菌を含んだヨーグルト
キムチ
ぬか漬けなど。
腸内の善玉菌を増やす栄養素となるものは食物繊維です。
ごぼう
人参
れんこんなど。
n-3系多価不飽和脂肪酸(EPA・DHA等)には、アレルギー反応を抑制する働きがあります。
青魚。
活性酸素の力を抑える、抗酸化作用のあるビタミンA、C、Eを積極的に摂り
ましょう!
ビタミンA:緑黄色野菜、レバー、うなぎなど。
ビタミンC:キウイ、いちご、ブロッコリーなど。
ビタミンE:ナッツ類、アボカド、うなぎ、かぼちゃなど。
*控えたい食品
肉の脂肪や甘いものの摂り過ぎ、コーヒーなどの刺激物。
免疫力は体温が下がると機能しなくなります。体温が1度さがると30%免疫力が落ちると言われています。
身体を冷やさないようにしましょう。
・入浴
・白湯を飲む
・腹巻き、カイロ、湯たんぽ
・ストレスによる体温の低下を防ぐ
ストレスを緩和する成分「GABA」を多く含む食品を食べましょう。GABAはストレス緩和のほかにも成長ホルモンの分泌を促します。
玄米、かぼちゃ、じゃがいも、トマトなどに多く含まれます。
・体の熱源である筋肉をつける
ウオーキング、スクワット
・眼をタオルで冷やす
眼のかゆみが強いときは炎症が起きてしまっている状態です。
冷たいタオルなどをしばらくまぶたの上に置いておくとかゆみが緩和します。
・のど・鼻を保湿する
のど・鼻の粘膜が乾燥すると炎症が起こりやすくなります。
マスクや加湿器などで、のど・鼻の保湿を心がけましょう。
自律神経を整える
免疫が正常に機能するための鍵となるのは、自律神経がバランスよく働いているかどうかです。
・リラックスできる時間をつくる
リラックスすることにより自律神経の副交感神経が優位になります。現代人は交感神経が優位な状態にある人が多いのでリラックスして自律神経のバランスを整えましょう。
・身体を温める
体温が高くなると免疫機能が高まります。また体温が上がることにより血管が拡張して副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。
お風呂ではシャワーだけでは体が温まらないので湯船に浸かりましょう。
・ぐっすり眠る
夜は副交感神経が優位に働くの自然の状態です。
「良く眠れない」「寝た気がしない」という人は自律神経のバランスが乱れていると思われます。
寝床にスマホ持ち込んでいませんか?スマホのブルーライトは交感神経を優位にしてまい興奮状態にしてしましますので寝床にも持ち込まないようにしましょう。
・身体を動かす
まずは1日に10分程度から体を動かす習慣をつけましょう。
うっすらと汗をかく程度のウォーキングなどが良いですね。
・食事
免疫機能を維持するために良質なタンパク賃、ビタミン、ミネラルが必要になります。
特に和食は栄養バランスがよくおすすめです。
・よく笑う
笑うと自律神経のうちの副交感神経が優位に働きます。
NK細胞という免疫をつかさどる細胞が活性化されることも分かっています。
・控えたい生活習慣
過度の飲酒、喫煙、睡眠不足などは、症状を悪化させる要因となるので注意しましょう。
過度なダイエット、薄着も良くないですね。
花粉症をはじめてするアレルギー反応に対しては免疫力が鍵をにぎります。
免疫力には自律神経を整えることが大切です。
自律神経を整えるために・リラックス・身体を温める・良質の睡眠・程よい運動・バランスのとれた食事・良く笑うことを心がけましょう。
またツボ押し、食事、生活習慣の改善などをして花粉症の症状を最小限に食い止めましょう。
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柿木園鍼灸・整体院
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多くの人を悩ませている花粉症の季節がやってきます。
辛いですねよ。
今回はそんな花粉症の起こるメカニズムとセルフケアの話をしていきたいと思います。
花粉症の発生するメカニズム
花粉症などをはじめてするアレルギーはどのように発症するかご存知でしょうか?
アレルギー反応は、体内に入り込んだ原因物質(アレルゲン)を取り除こうとする
免疫反応によって生じます。
環境や生活集会により免疫のバランスが崩れることにより花粉症は起こるので
花粉症のアレルギー対策のポイントは、免疫のバランスを整えることが重要になります。
花粉症は、目や鼻の細胞の表面に付着しているIgE抗体と花粉とが結合し、
アレルギー症状と関係している「肥満細胞」と呼ばれる細胞から化学伝達物質が分泌され、それらの物質が神経や血管を刺激することで生じます。
主な症状としては目のかゆみや充血、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどがあります。
花粉症に対するセルフケア
1.正しくマスクをつける。
花粉症対策用のマスクを装着することにより花粉の侵入をある程度カットすることが出来ます。
ただしこのような装着の仕方では意味がありません。
・頬に隙間がある
・鼻が隠れていない
・あごが隠れていない
・あごにひっかけている
2.ツボ押し
・鼻通(びつう)
小鼻の上のくぼみにあります。
指で上下にこすると鼻の通りがよくなり、スッキリします。
・合谷(ごうこく)
親指と人差し指の骨の付け根の合わさったV字になっている所にあります。
首から上の症状全般に効くので、鼻水・鼻づまりから、目のかゆみや充血、顔のむくみ、
頭痛など、花粉症のさまざまなツラい症状の改善に効果が期待できるオールマイティなツボです。
・魚腰(ぎょよう)
眉の中央にあります。
やや下から押し上げるように刺激すると良いです。
・太陽(たいよう)
眉尻と目尻の中間にあるこめかみのくぼんだ所にあり、閉じた口を開けた時、
ややへこむ箇所にあたるところにあります。
ここを刺激することで眼がスッキリします。
・清明(せいめい)
目頭と鼻の付け根の骨の間にあります。
目が疲れた時に無意識に押さえてしまう箇所です。
人差し指と親指の腹でつまんで、ぐっと押しこむように刺激します。
・承泣(しょうきゅう)
黒目の真下にある下まぶたの中央にあります。
下から押し上げるように刺激します。
鼻づまりを緩和するツボ
・大椎(だいつい)
首を前に倒した時、首と背中の付け根に飛び出る骨の下にあります。
首の後ろにあり、少し押しにくい箇所なので、寝た体制でツボ押しするのが
おすすめです。鼻水など鼻の不快な症状の緩和が期待できます。
・目・鼻の不快な症状を抑えるツボ
曲池(きょくち)
ひじを曲げた時にできるシワの外端にあります。
目の不快な症状を緩和したり、さまざまなツボを押した時にバランスを取るのに有効なツボです。
・手三里(てさんり)
「手三里」は、ひじを曲げた時にできるシワの端(曲池)から指3本分だけ
手首に近い位置にあります。
・足三里(あしさんり)
「足三里」は、むこうずねの縁の少し外側にあり、親指をすねに当てたとき小指が当たる所にあります。
この2つのツボは左右の手足をセットで行うと、花粉症の不快な症状により効果が期待できます。
3.食事
アレルギーは免疫機能と深い関係があります。
その免疫機能の多くが腸に集中しています。「善玉菌」を増やし腸内環境を整えることが大切です。
乳酸菌やビフィズス菌を含んだヨーグルト
キムチ
ぬか漬けなど。
腸内の善玉菌を増やす栄養素となるものは食物繊維です。
ごぼう
人参
れんこんなど。
n-3系多価不飽和脂肪酸(EPA・DHA等)には、アレルギー反応を抑制する働きがあります。
青魚。
活性酸素の力を抑える、抗酸化作用のあるビタミンA、C、Eを積極的に摂り
ましょう!
ビタミンA:緑黄色野菜、レバー、うなぎなど。
ビタミンC:キウイ、いちご、ブロッコリーなど。
ビタミンE:ナッツ類、アボカド、うなぎ、かぼちゃなど。
*控えたい食品
肉の脂肪や甘いものの摂り過ぎ、コーヒーなどの刺激物。
4.生活習慣の改善
免疫力は体温が下がると機能しなくなります。体温が1度さがると30%免疫力が落ちると言われています。
身体を冷やさないようにしましょう。
体温を上げるために
・入浴
・白湯を飲む
・腹巻き、カイロ、湯たんぽ
・ストレスによる体温の低下を防ぐ
ストレスを緩和する成分「GABA」を多く含む食品を食べましょう。GABAはストレス緩和のほかにも成長ホルモンの分泌を促します。
玄米、かぼちゃ、じゃがいも、トマトなどに多く含まれます。
・体の熱源である筋肉をつける
ウオーキング、スクワット
・眼をタオルで冷やす
眼のかゆみが強いときは炎症が起きてしまっている状態です。
冷たいタオルなどをしばらくまぶたの上に置いておくとかゆみが緩和します。
・のど・鼻を保湿する
のど・鼻の粘膜が乾燥すると炎症が起こりやすくなります。
マスクや加湿器などで、のど・鼻の保湿を心がけましょう。
自律神経を整える
免疫が正常に機能するための鍵となるのは、自律神経がバランスよく働いているかどうかです。
・リラックスできる時間をつくる
リラックスすることにより自律神経の副交感神経が優位になります。現代人は交感神経が優位な状態にある人が多いのでリラックスして自律神経のバランスを整えましょう。
・身体を温める
体温が高くなると免疫機能が高まります。また体温が上がることにより血管が拡張して副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。
お風呂ではシャワーだけでは体が温まらないので湯船に浸かりましょう。
・ぐっすり眠る
夜は副交感神経が優位に働くの自然の状態です。
「良く眠れない」「寝た気がしない」という人は自律神経のバランスが乱れていると思われます。
寝床にスマホ持ち込んでいませんか?スマホのブルーライトは交感神経を優位にしてまい興奮状態にしてしましますので寝床にも持ち込まないようにしましょう。
・身体を動かす
まずは1日に10分程度から体を動かす習慣をつけましょう。
うっすらと汗をかく程度のウォーキングなどが良いですね。
・食事
免疫機能を維持するために良質なタンパク賃、ビタミン、ミネラルが必要になります。
特に和食は栄養バランスがよくおすすめです。
・よく笑う
笑うと自律神経のうちの副交感神経が優位に働きます。
NK細胞という免疫をつかさどる細胞が活性化されることも分かっています。
・控えたい生活習慣
過度の飲酒、喫煙、睡眠不足などは、症状を悪化させる要因となるので注意しましょう。
過度なダイエット、薄着も良くないですね。
まとめ
花粉症をはじめてするアレルギー反応に対しては免疫力が鍵をにぎります。
免疫力には自律神経を整えることが大切です。
自律神経を整えるために・リラックス・身体を温める・良質の睡眠・程よい運動・バランスのとれた食事・良く笑うことを心がけましょう。
またツボ押し、食事、生活習慣の改善などをして花粉症の症状を最小限に食い止めましょう。
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