鍼灸治療って?

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鍼灸治療って?

鍼灸について

2019/02/25 鍼灸治療って?

 

先日ためしてガッテンで東洋の神秘「はり治療」SPが放送されました。

 

鍼灸治療は肩こり、腰痛以外にも効果があるものがたくさんあります。

WHOでも鍼灸治療の効果がある適応疾患を発表しています。

また、日本国内でも大学病院での医学部教育課程に東洋医学が取り入れられるようになるなど、正式な医療としての役割の重要性は日に日に高まっています。

 

そんな鍼灸治療とはいったいどんなものなのでしょうか?

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もくじ

 

1.鍼灸の作用の仕組みとは

2.西洋医学と東洋医学の違い

3.鍼灸治療の仕組み?

4.どんな疾患に効果があるのか?

5.鍼灸治療はどんな人がしているのか?

6.まとめ

 

  1. 1.鍼灸の作用の仕組みとは

鍼治療とは

注射針を刺されるのではないかと思っている方もいるようですが、一般的によく治療に使われる鍼は髪の毛程度の細さのものですので刺したときの痛みはほとんどありません(ただし皮膚には痛みを感じる点(痛点)があり、ごくまれにチクッとすることもあります)。

滅菌された袋に入った鍼(はり)を取り出しそのまま使用し使い捨てですので衛生面においても安心して施術を受けることができます。

 

灸治療とは

灸治療では使用する「もぐさ」はヨモギの葉の裏に存在している絨毛という部分を精製して作られたものです。

 

もぐさに火をつけることにより心地よい熱さを感じれるところが特徴です。

ほどよい温熱刺激を入れるために使用されており、鍼の刺激との相性もとても良いです。

 

優しい温熱刺激で、気持ち良く安全に健康をサポートしてくれることから、女性の冷え性にも効果があります。最近ではセルフとして自宅でお灸をしている女性もいます。

 

 

ツボってなに?

 

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鍼灸療やマッサージなどを受けるときに、ツボという言葉を聞くかもしれません。

人間の身体にはエネルギーの通り道『経絡(けいらく)』があると考えられています。

経絡(けいらく)は『線』になっており、身体のさまざまな場所を繋いでいます。

そして、経絡の線上に存在する『点』が経穴(けいけつ)=ツボです。

 

身体の全身にあるとされているツボは、主に大事な神経や血管、筋肉などの重要な場所に存在していることがほとんどです。

鍼灸治療ではこの『点』と『線』に鍼とお灸の刺激を加え身体を整えていくことにより、身体の調子を良くしていく治療になります。

 

 

2.西洋医学と東洋医学の違い

西洋医学

 

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西洋医学では病気の原因に着目し、その原因を除去することで病気を治療するというアプローチ方法をとります。

血液監査のデータや画像検査などをもとに診断を行います。

適切な診断が行われることで病名がつき、それに対して投薬や手術などが施されます。

 

 

東洋医学

 

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東洋医学では、人そのものを診ています。

体全体のバランスが崩れていることから症状が生まれ、そのバランスを整えることにより自然治癒力を高めていければ病気が治る、という考え方をしています。

基本的な考え方として「気・血・水」のバランスが保たれている状態が健康状態であるのでこれらを整えていく治療をしていきます。

また薬は一切使いませんので薬の副作用の心配はありません。

最近では「薬を使いたくない」という方も増えているのでそんな方にはお勧めの治療です。

 

「気」とは?

体内を流れるエネルギーのことで、元気や病気の『気』という意味をもちます。

「血」とは?

おおまかにいうと血液のことになります。

血液が循環して全身に栄養を運び老廃物を回収します。

また潤いを与えます。

「水」とは?

血液以外の体内にあるリンパ液やその他の水分で潤滑油のような作用もあります。

 

3.鍼灸治療の仕組み?

乱れた「気・血・水」のバランスを整えるために、ツボに鍼とお灸の刺激を加え自然治癒力を高めていきます。

 

生体機能調整作用

組織や期間の機能を回復させる作用が、症状により異なる働き方で起こることがわかっています。

鎮静作用により機能が異常に高まっている状態を抑える働きをしたり、

神経や臓器の機能低下を活発にしたりします。

 

血行促進作用

血管を拡張させ血行を促す働きがあります。

また関節炎などの炎症には炎症を鎮める作用があります。

 

免疫力の活性化作用

白血球を増やすことで、生体防御機能が高まり、身体全体の免疫機能を活性化させる働きをすると考えられています。 風邪など引きやすい方は免疫機能が落ちれしまっている状態です。

 

4..どんな疾患に効果があるのか?

鍼灸の適応例

 

NIH(米国 国立衛生研究所)の見解として鍼灸療法の各種の病気に対する効果とその科学的根拠、西洋医学の代替治療として効果について有効であると発表しました。

鍼灸療法で有効性がある疾患はこちらになります。

 

【神経系疾患】 ◎神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー

 

【運動器系疾患】

関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)

 

【循環器系疾患】 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ

 

【呼吸器系疾患】 気管支炎・喘息・風邪および予防

 

【消化器系疾患】 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾

 

【代謝内分秘系疾患】 バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血

 

【生殖、泌尿器系疾患】 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎

 

【婦人科系疾患】 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊

 

【耳鼻咽喉科系疾患】 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎

 

【眼科系疾患】 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい

 

【小児科疾患】 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

 

引用  公益社団法人 日本鍼灸師会

 

 

5.鍼灸治療はどんな人がしているのか?

 

鍼灸治療を行うには厚生労働省認可の国家資格が必要です。

「はり師」、「きゅう師」というそれぞれの国家資格を取得した先生が鍼灸治療の施術をします。

資格を取得するには厚生労働省認可の専門学校を卒業する必要があります。

期間は3年間で、専門学校の卒業試験をクリアした後の国家試験に合格することにっよって免許が与えられ鍼灸の治療が可能となります。

民間資格ではなく「国家資格」、というところが安心です。

 

6.まとめ

鍼灸治療というものをおわかり頂けたでしょうか。

今やコンビニより多いといわれている治療院です。

あなたの町にも治療院があるはずです。

一度チャレンジしていみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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