自分でケアできる足にある有名ツボ【足三里穴】について

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自分でケアできる足にある有名ツボ【足三里穴】について

鍼灸について

2020/02/03 自分でケアできる足にある有名ツボ【足三里穴】について

名前の由来

・腹部の上・中・下の様々な症状を治すことから命名されたという説
・膝にある犢鼻(とくび)から下3寸にある経穴の意とされる説
などがあるようです。

 

 

流注(りゅちゅう)

流注とは「気」の流れの通り道のことです。

 

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●「足三里穴」は足の陽明胃経に属します。

 

①足の陽明胃経は鼻根に起こり下って鼻の外(承泣穴、四白穴、巨髎穴)を循り、上歯の中に入り、還り出て唇を循り、下って承漿穴で左右が交わります。

 

②ついで下顎下縁を循り大迎穴から頬車穴を循り、耳前に上り客主人穴を過ぎ、側頭髪際を循り額顱に至ります。

 

③その支なるものは、大迎穴の前より人迎穴に下り、喉嚨を循り缺盆穴に入り、膈を下って胃に属し脾を絡います。

 

④その直行するものは、缺盆穴より乳の内廉に下り、下って臍を挾み気衝穴に入ります。気衝穴から大腿前外側を下り、膝関節を循り、下腿前外側を下り、足の第2指外端に終わります。

 

⑤その支なるものは、胃口の下に起こり、腹中を循り下って気衝穴に合します。

 

⑥その支なるものは三里穴の下方から分れ、下腿外側(胃経と胆経の間)を下り豊隆穴を経て足の第3指に行きます。

 

⑦その支なるものは、衝陽穴から別れて第1指に至り、足の太陰脾経に連なります。

 

 

 

足陽明経筋

1) 分布

* 足の陽明の筋は、足の第2、3、4趾に起こり、足背上に結び[ 解谿穴 ]、ななめそとに上り膝を擦上して指の止まるところに加わり

 

上りて膝の外側の[ 陽陵泉穴 ]に結び直に上りて股関節大転子付近の[ 環跳穴 ]に結び上りて脇を循めぐり[ 章門穴 ]、脊柱に[ 脾兪穴、胃兪穴 ]に属します。

 

*其の直なる者は、上りて脛骨を循り、膝の[ 犢鼻穴 ]に結ぶます。其の支なる者は腓骨頭の[ 陽陵泉穴 ]に結び、足少陽経筋と合します。

 

*其の直なるものは、上りて伏兎を循り、上りて大腿に結び[ 髀関穴 ]、性器の[ 会陰穴 ]にあつまり腹に上りて散布、分布、 缺盆 に至りて結び、 頚に上り[ 人迎穴 ]、上りて口[ 地倉穴 ]を挟み

 

頬骨の[ 顴髎穴 ]に合し、下りて鼻の[ 素髎穴、人中穴 ]に結び、上りて足太陽経筋に合し[ 晴明穴 ]、 太陽は目の上瞼となり、陽明は目の下網【下瞼】[ 承泣穴 ]となります。

 

*其の支なるものは、頬骨の[ 大迎穴 ]より 耳前に結ぶます。

 

 

2) 病候

①足の第 2趾から 第4趾の引きつれ、突っ張り 、下腿前外側の筋が痙攣して固くなり 大腿前外側の筋が引きつれ 、大腿前面上部 が腫れ、陰嚢腫大 を発生することがあります。

 

②腹部の筋肉が引きつり 、鎖骨上部 から頬部にけて引っ張りから頬部にけて引っ張り でることもあります。

 

③頬部の筋肉に及ぶと突然口が歪むこともあります 。

 

④眼部の筋肉が引きつると目を閉じることができなくなることもあります。熱によって筋が弛緩する と目は開くこできなくなることもあります

 

⑤頬部の筋に寒があれば痙攣し 、熱があれば筋弛緩して収縮できず口角歪むこともあります。

 

 

穴性

①和胃・健脾・通腸導滞などの作用があり、消化・吸収・排泄に大きく関与して、これらの異常を調える働きがあります。

 

②表裏である脾も補うことができ、その他には、同じ陽明である大腸経とは特に繋がりが深く、蓄膿症といった鼻の疾患にも効果があるようです。

 

③痰湿をとり瘀を祛うなど、虚実の病証で多岐にわたり効果があります。

 

④足三里のある胃経は経絡を通じて、心・脾・肺・肝・胆・大腸・小腸・膈(横隔膜)とも連絡していて、相互に影響するとされています。

例えば、胃の病変が脾や腸へと影響すれば、脾は肝胆、腸は脾胃といった具合に順次、病証が伝搬していく形になっていきます。

胃に根本的な原因があるなら、胃を調えることで、周りに影響した脾や肝の疾患も癒えることになります。

 

余談ですが…

 

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江戸時代の俳人、松尾芭蕉の俳句の一つ、

「月日は百代の過客にして行きかふ年も又旅人也」より始まる「奥の細道」の内容の中に「もも引の破をつづり、笠の緒付かえて、三里に灸すゆるより、松島の月先心にかかりて」と一文があるように、旅支度として、体調が崩れないよう予防として足三里にお灸を据えていたようです。

 

1689年5月16日、当時45歳で江戸から北陸・東北を巡り、岐阜の大垣まで約2400㌔を、約半年かけて旅した記録が「おくの細道」として現代まで伝わっているそうです。(Wikipediaより)

松尾芭蕉(1644〜1694)が活躍していた時期は江戸時代で、今以上に鍼灸が世間では一般的だったようです。

 

また「足三里」への施灸で養生をし、104歳まで現役の医師として活躍し、 1991年に108歳で亡くなった原志免太郎博士は、灸に関する論文で初めて医学博士を取得した医師として有名です。

 

【まとめ】

 

足三里穴は胃腸に関係する症状に良く使用されるツボになります。

松尾芭蕉のように流注にある足の疲れなどにも良く使用されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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