話題の「筋膜」とは? リリース、運動、ストレッチなど

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話題の「筋膜」とは? リリース、運動、ストレッチなど

日常での東洋医学の活用法

2020/02/13 話題の「筋膜」とは? リリース、運動、ストレッチなど

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近年、医療界で注目を集め
話題になることも多い「筋膜(fascia)。

名前をよく耳にする方も多いのではないでしょうか。

 

「筋膜リリース」や「筋膜調整」など

筋膜をメインにおこなうグッズや治療が増えています。

 

 

 

 

【筋膜の役割】

筋膜の定義は複雑で、現状では細かく定まっていません。

ですが、そもそも「膜」というものは物体の

表面を覆うものです。

 

この「筋膜」は筋肉を包んでいます。

筋膜は筋肉のうごきを助け、筋肉の形が崩れないように

こまかい繊維の周りを包んでいます。

 

そして筋膜は筋肉だけでなく、実は内臓の周りにも存在します。

内臓においては、筋膜が内臓を包むことで、垂れ下がったり

しないように正しい位置をキープしています。

 

一見、構造的に周りをつつんでいるだけの膜ですが

この膜に異常がおこることで筋肉の「こり」や「痛み」が

あらわれるということが分かってきたのです。

 

 

 

 

【筋膜の構造】

①筋膜は繊維

筋膜は形をつくるコラーゲンとゴムのようなエラスチン

という成分からできています。

 

この2つは繊維のようなもので、網のように規則正しく

重なり合うことで、筋膜を作っています。

 

筋膜は伸縮性があり、筋肉の収縮とともに伸び縮みします。

ですが、カラダの一部に集中的に負荷がかかると

コラーゲンとエラスチンの繊維にゆがみが生まれます。

 

すると、繊維のまわりの水分が失われ、粘りが生まれる

ことで、コラーゲンとエラスチンが自由に動けなくなります。

この結果、筋膜が癒着をおこし、固まってしまいます。

 

 

②筋繊維を包み、全身を覆う

筋膜は全身を覆うような全身タイツになっています。

つまり筋膜が固まると、硬めの全身タイツを着ている

状態になるわけです。

 

当然、肩や膝などはうごかしにくくなります。

この状態はなると、さらにカラダに負荷がかかります。

そして筋膜にゆがみが生まれ、固まるという悪循環に

陥ります。

 

 

③形をキープする

そして筋膜にはある性質があります。

それは伸びた状態でも縮まった状態でも

形をキープすることです。

 

筋肉が縮まった状態が続くと筋膜は縮まって固まります。

これはイメージしやすいと思います。

 

ですが、筋膜は逆に伸びた状態が続いても

伸ばされて固まるのです。

 

良くも悪くも形をキープするのです。

この性質が姿勢の悪さにつながってしまいます。

そのため筋膜をよい状態に保つことが重要です。

 

また筋膜には、血管・リンパ管・神経がとおるので

筋膜に問題が起こると、血流や代謝、神経伝達に

わるい影響をおよぼしてしまいます。

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【筋膜を固めないために】

 

 

①適度な運動

②柔軟・ストレッチ

です。

 

1つづつ詳しく説明していきます。

 

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①適度な運動

 

適度な運動をすることで筋肉の活性を高めておきましょう。

首肩コリがある方向けの肩甲骨のエクササイズを

紹介します。

「ラットプル」という動きです。

懸垂をイメージしてください。

 

まず両手あげるのですが、Yをつくるように

腕をななめにあげます。

そこから肩甲骨どうしをぎゅっと寄せることをします。

 

ポイントは

「肘を曲げすぎない」

「肩甲骨と肩甲骨の間でものをはさむイメージ」

の2つです。

 

 

この2つを意識しながら、肩甲骨どうしを寄せます。

 

その状態から懸垂のように肘を引きます。

 

引くときのポイントは

「肘をまげ、真下ではなくすこし後ろに引く」

「最後は脇をとじるように」

の2つです。

 

これら意識して肩甲骨を動かしてみましょう。

 

 

 

 

②柔軟・ストレッチ

 

筋膜を固めないために、定期的に柔軟やストレッチ

しましょう。

 

ポイントは

「反動をつけない」

「息をしっかり吐くことを意識する」

「最後まで伸びたところで30秒キープ」

この3つです。

 

反動をつけず、しっかり息を吐くことで

副交感神経がはたらき、筋肉の力が抜けやすく

なります。

 

伸ばす時間については、短い時間になってしまうと

筋肉が柔らかく伸びません。

30秒以上を目安に各筋肉のストレッチを行いましょう。

 

 

 

 

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【まとめ】

①筋膜は全身をタイツのように覆う

 

②筋膜を固めないために「運動」と「ストレッチ」をする

 

 

 

 

 

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