03-6380-4642
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-14-10松山ビル2階
診療時間:11:00~20:00
話題の「筋膜」とは? リリース、運動、ストレッチなど
近年、医療界で注目を集め 話題になることも多い「筋膜(fascia)。
名前をよく耳にする方も多いのではないでしょうか。
「筋膜リリース」や「筋膜調整」など
筋膜をメインにおこなうグッズや治療が増えています。
筋膜の定義は複雑で、現状では細かく定まっていません。
ですが、そもそも「膜」というものは物体の
表面を覆うものです。
この「筋膜」は筋肉を包んでいます。
筋膜は筋肉のうごきを助け、筋肉の形が崩れないように
こまかい繊維の周りを包んでいます。
そして筋膜は筋肉だけでなく、実は内臓の周りにも存在します。
内臓においては、筋膜が内臓を包むことで、垂れ下がったり
しないように正しい位置をキープしています。
一見、構造的に周りをつつんでいるだけの膜ですが
この膜に異常がおこることで筋肉の「こり」や「痛み」が
あらわれるということが分かってきたのです。
①筋膜は繊維
筋膜は形をつくるコラーゲンとゴムのようなエラスチン
という成分からできています。
この2つは繊維のようなもので、網のように規則正しく
重なり合うことで、筋膜を作っています。
筋膜は伸縮性があり、筋肉の収縮とともに伸び縮みします。
ですが、カラダの一部に集中的に負荷がかかると
コラーゲンとエラスチンの繊維にゆがみが生まれます。
すると、繊維のまわりの水分が失われ、粘りが生まれる
ことで、コラーゲンとエラスチンが自由に動けなくなります。
この結果、筋膜が癒着をおこし、固まってしまいます。
②筋繊維を包み、全身を覆う
筋膜は全身を覆うような全身タイツになっています。
つまり筋膜が固まると、硬めの全身タイツを着ている
状態になるわけです。
当然、肩や膝などはうごかしにくくなります。
この状態はなると、さらにカラダに負荷がかかります。
そして筋膜にゆがみが生まれ、固まるという悪循環に
陥ります。
③形をキープする
そして筋膜にはある性質があります。
それは伸びた状態でも縮まった状態でも
形をキープすることです。
筋肉が縮まった状態が続くと筋膜は縮まって固まります。
これはイメージしやすいと思います。
ですが、筋膜は逆に伸びた状態が続いても
伸ばされて固まるのです。
良くも悪くも形をキープするのです。
この性質が姿勢の悪さにつながってしまいます。
そのため筋膜をよい状態に保つことが重要です。
また筋膜には、血管・リンパ管・神経がとおるので
筋膜に問題が起こると、血流や代謝、神経伝達に
わるい影響をおよぼしてしまいます。
①適度な運動
②柔軟・ストレッチ
です。
1つづつ詳しく説明していきます。
適度な運動をすることで筋肉の活性を高めておきましょう。
首肩コリがある方向けの肩甲骨のエクササイズを
紹介します。
「ラットプル」という動きです。
懸垂をイメージしてください。
まず両手あげるのですが、Yをつくるように
腕をななめにあげます。
そこから肩甲骨どうしをぎゅっと寄せることをします。
ポイントは
「肘を曲げすぎない」
「肩甲骨と肩甲骨の間でものをはさむイメージ」
の2つです。
この2つを意識しながら、肩甲骨どうしを寄せます。
その状態から懸垂のように肘を引きます。
引くときのポイントは
「肘をまげ、真下ではなくすこし後ろに引く」
「最後は脇をとじるように」
これら意識して肩甲骨を動かしてみましょう。
筋膜を固めないために、定期的に柔軟やストレッチ
しましょう。
「反動をつけない」
「息をしっかり吐くことを意識する」
「最後まで伸びたところで30秒キープ」
この3つです。
反動をつけず、しっかり息を吐くことで
副交感神経がはたらき、筋肉の力が抜けやすく
なります。
伸ばす時間については、短い時間になってしまうと
筋肉が柔らかく伸びません。
30秒以上を目安に各筋肉のストレッチを行いましょう。
①筋膜は全身をタイツのように覆う
②筋膜を固めないために「運動」と「ストレッチ」をする
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柿木園鍼灸・整体院
【住所】 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-14-10 松山ビル2階 新宿御苑前駅から徒歩2分 新宿駅から徒歩12分
【電話番号】 03-6380-4642
【営業時間】 10:00~20:00
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近年、医療界で注目を集め
話題になることも多い「筋膜(fascia)。
名前をよく耳にする方も多いのではないでしょうか。
「筋膜リリース」や「筋膜調整」など
筋膜をメインにおこなうグッズや治療が増えています。
【筋膜の役割】
筋膜の定義は複雑で、現状では細かく定まっていません。
ですが、そもそも「膜」というものは物体の
表面を覆うものです。
この「筋膜」は筋肉を包んでいます。
筋膜は筋肉のうごきを助け、筋肉の形が崩れないように
こまかい繊維の周りを包んでいます。
そして筋膜は筋肉だけでなく、実は内臓の周りにも存在します。
内臓においては、筋膜が内臓を包むことで、垂れ下がったり
しないように正しい位置をキープしています。
一見、構造的に周りをつつんでいるだけの膜ですが
この膜に異常がおこることで筋肉の「こり」や「痛み」が
あらわれるということが分かってきたのです。
【筋膜の構造】
①筋膜は繊維
筋膜は形をつくるコラーゲンとゴムのようなエラスチン
という成分からできています。
この2つは繊維のようなもので、網のように規則正しく
重なり合うことで、筋膜を作っています。
筋膜は伸縮性があり、筋肉の収縮とともに伸び縮みします。
ですが、カラダの一部に集中的に負荷がかかると
コラーゲンとエラスチンの繊維にゆがみが生まれます。
すると、繊維のまわりの水分が失われ、粘りが生まれる
ことで、コラーゲンとエラスチンが自由に動けなくなります。
この結果、筋膜が癒着をおこし、固まってしまいます。
②筋繊維を包み、全身を覆う
筋膜は全身を覆うような全身タイツになっています。
つまり筋膜が固まると、硬めの全身タイツを着ている
状態になるわけです。
当然、肩や膝などはうごかしにくくなります。
この状態はなると、さらにカラダに負荷がかかります。
そして筋膜にゆがみが生まれ、固まるという悪循環に
陥ります。
③形をキープする
そして筋膜にはある性質があります。
それは伸びた状態でも縮まった状態でも
形をキープすることです。
筋肉が縮まった状態が続くと筋膜は縮まって固まります。
これはイメージしやすいと思います。
ですが、筋膜は逆に伸びた状態が続いても
伸ばされて固まるのです。
良くも悪くも形をキープするのです。
この性質が姿勢の悪さにつながってしまいます。
そのため筋膜をよい状態に保つことが重要です。
また筋膜には、血管・リンパ管・神経がとおるので
筋膜に問題が起こると、血流や代謝、神経伝達に
わるい影響をおよぼしてしまいます。
【筋膜を固めないために】
①適度な運動
②柔軟・ストレッチ
です。
1つづつ詳しく説明していきます。
①適度な運動
適度な運動をすることで筋肉の活性を高めておきましょう。
首肩コリがある方向けの肩甲骨のエクササイズを
紹介します。
「ラットプル」という動きです。
懸垂をイメージしてください。
まず両手あげるのですが、Yをつくるように
腕をななめにあげます。
そこから肩甲骨どうしをぎゅっと寄せることをします。
ポイントは
「肘を曲げすぎない」
「肩甲骨と肩甲骨の間でものをはさむイメージ」
の2つです。
この2つを意識しながら、肩甲骨どうしを寄せます。
その状態から懸垂のように肘を引きます。
引くときのポイントは
「肘をまげ、真下ではなくすこし後ろに引く」
「最後は脇をとじるように」
の2つです。
これら意識して肩甲骨を動かしてみましょう。
②柔軟・ストレッチ
筋膜を固めないために、定期的に柔軟やストレッチ
しましょう。
ポイントは
「反動をつけない」
「息をしっかり吐くことを意識する」
「最後まで伸びたところで30秒キープ」
この3つです。
反動をつけず、しっかり息を吐くことで
副交感神経がはたらき、筋肉の力が抜けやすく
なります。
伸ばす時間については、短い時間になってしまうと
筋肉が柔らかく伸びません。
30秒以上を目安に各筋肉のストレッチを行いましょう。
【まとめ】
①筋膜は全身をタイツのように覆う
②筋膜を固めないために「運動」と「ストレッチ」をする
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